手の老い

 

 少し前から

 思うたことであったけれど。

 

  手 から自身の老いを感じます。

 

  数年前に、自分の首に。

 

  今度は手に 身体の時間の経過を

  つよく感じ

   焦り と終わりも少しばかり

   感じて 生きてるんだな と思う。

 

 

 

 

   周囲の変化 環境の 

  変わり具合で 時の流れの

   さみしさ は分かるけれど。

 

   自分の変化も 

  最近はめまぐるしく 焦りながらも

    現れるけれど、 

 

   見た目の 変化   

  ああ 髪の生え際が 

   虫歯が 白髪ある。 体臭の変化 

   筋肉の減り具合

     変化はあれど 

  あまり老いを体感するほどの衝撃は

     私には、無く。  

  ちょっとした変わり具合が

     積み重なっている

 

     を 時たま 発見する程度

 

     でも手の 

  老いにはうすうす見て

  分かってはいたけれど、

      最近ものすごい 

      焦りを押してくる、

      私にも 終わりが  

   あるんだぞ~ という 事実が

   永遠に在りそうな 退屈恐怖 なぞ

    何処にもないのだぞー 

    と手が訴えてくる、

 

    私が 怠けていた いるから。  

    いけないよなあ と

 

 

     顔は 鏡でよく見るのに 

    変化も感じなくはないけれど

      見ているようで 

     見ていないのだろうか

     あまり うったえてこない、  

     シミも 肌の質も 

     目の位置も パッとしない

 

    写真で 写るのは 顔も だが

 

    顔は不細工になっていくだけで 

    もともとだから

     あまり分からないのも 

     あるし見ないように

   しているのかもしれないし、

     

     手の時間の経過は 

   ものすごいインパクトである。

     その 醜さを でも顔ほど 

     憎らしくは思わない、



      大切に 

その手で出来る事を 増やしたく思うだけ