注意が向く 先探す。

　そこそこ　一張羅のスカート、

　　ファスナーが壊れて。いらいら

　　修理屋で一応働いていた　

　　縫製をなんとか学んで　きたのだから

　　　じぶんで直せ、　　と思って

　　付け替える。　ひさびさミシン

　　糸切りながら　構造理解に疎いから

　　　よりいらいら　集中が切れそう

　　つくづく　縫製向いていないよな　と

　　よくそんな学校、職業就こうとしたな　と

　　じぶんの愚かさ　が苦い

　　でも　いまなら　ほんの少しだけ

　　自分に必要な作業かな　とも思う。

　　　向いていないのは　変わらないので。

　　　大層な技術にはならないけれど。

　　　分からないと　向き合う、　術の一つ

　　　耐え抜く　元に戻して直す、　行為は

　　　何事にも変換されていく事だ　ったのだなと

　　　今までの　無駄な経験も

　　　　今少しづつ　変わっていく　スピードは

　　　　かなりスローです。

　嫌な記憶とか

　惨めな体験しか

　　そこには存在しないけれど

　　でも　そこからまた適当な時間を

　　過ごしてきて　思い返している今あるの

　　　周囲と馴染めない、　批難されるの

　　　理不尽であったことも多し

　　　でも　当たり前だよな、　と

　　　思うたりするし。

　　そんなこと　離れて　客観視できる

　　場所まで　逃げて　これた自分が

　　ちょっと　誇らしいし　喜ばしい、

　　　どんな理不尽さも　自分の不甲斐なさも

　　　離れられる場所が　所々あるって　　

　　　　それが　多面的な　変化していく

　　　　人の良さだよな。と

　　　わたしは多面的な　良さ

　　　見れていないのだ。

　　　変わってくことに　救われるひといて

　　　自分も救われたので、

　　　苦しさから

　　　逃げてもいいし　また向き合ってもいい

　　　耐え抜く必要もない。

　　　　それが多面的なよさ